【貯金】貯金を増やすのには固定費の見直しから。節約の始め方

水道光熱費 貯金
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「貯金をしたい」「でも毎月カツカツで貯金ができない」「何をすればいいのかわからない」という方は多いかと思います。家計の改善を始めるには取り組むべき順番があります。この記事では家計改善を検討すべき支出内容について解説します。

この記事で分かる事
  • 節約の始め方、家計の見直し方法
  • 固定費の見直しが最優先である理由
  • 固定費と変動費の見分け方
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節約は固定費から始める

こちらの記事でも解説してすでに家計簿をつけ始めたかともいるかと思います。家計簿では支出した内容により科目を分け管理します。そして支出項目は毎月支払う金額が一定の「固定費」(年払いの保険料なども入ります)と月によって支払う金額が変わる「変動費」の2つに分けることができます。

このうち貯金・節約初心者は食費や電気料金などの変動費を減らすことを考えがちですが、まず取り組むべきなのは固定費の見直しです。

固定費から見直しを始める理由

家計改善はまず固定費の見直しからお勧めします。その理由としては下記の3点です。

固定費見直しの利点
  • 一度の手続きで節約効果が長期間継続する(毎日意識する必要がない)
  • 生活レベルを落とさずに節約できるものが多い
  • 大きな金額を削減しやすい

まず固定費の削減の中で一番のメリットは一度の手続きで節約効果が継続することです。固定費とは「毎月支払う金額が一定」というのが特徴なので逆にいうと削減してしまえば毎月支払う必要がなくなる(もしくは安くなる)ということです。

例えば携帯代で毎月8千円支払っていた場合年間9万6千円の通信料を支払っているとこになります。しかし、格安sim(シム)に契約を変え月3千円になった場合、毎月5千円、年間6万円の節約が毎年継続します。

携帯代の他にも引越しをして家賃を節約するなどができたら毎月数万円という単位で支出を削減することができます。しかも、一度の手間さえ乗り越えてしまえばあとは自動的に節約効果が継続することになります。

携帯電話・スマートフォン

使用していないサービスはすぐに解約

固定費は使っていないのにお金を払わなくてはいけない費用でもあります。しんどくて通っていないフィットネスジム、もう観なくなった動画見放題サービスなど多少なりとも心当たりがあるのではないでしょうか。このようなものはすぐに解約して無駄な支出を削減しましょう。

ジム

固定費はストレスが貯まりにくい

そして固定費削減のいいところは節約でストレスが貯まりにくいことです。例えば前述のLED電球も大幅に消費電力を少なくすることができますが、同じ明るさでノーストレスです。格安simは大手キャリアとほぼ同等の通信品質なのに半額程度のコストで利用することができます。(窓口がないことや、一部時間帯で多少通信速度が遅いなどのデメリットもあります。)

このようにコストを削減しつつも同等のサービスや効果を得やすいものが多いです。一方で食費のような変動費はコストが品質に直結するすることが多く、かつ節約することでストレスを感じやすいです。

固定費削減のやり方
  • 見直せばすぐに
  • 使わないサービスはすぐに解約

変動費は固定費を整理してから

水道光熱費

固定費の削減が大切なことを解説しましたが、変動費ももちろん見直すべきです。

そういうと「真夏だけどクーラーは使わない」「シャワーは3分まで」「冷蔵庫を開けるのは5秒まで」と工夫を人もいますが、ストレスがたまる一方で節約効果が大きくないものも多いです。

もちろん電気のスイッチをこまめに消すことや水を節約することは大切です。しかし、毎月数百円から千円程度しか減らすことしかできず、手間がかかる割にはストレスがたまり継続できる方は少数派でしょう。

このため固定費の見直し方と同様に一度手間をかければ効果が持続する節約が効果的です。例えば照明をLED電球に変更することや、節水型のシャワーヘッドに交換して水道代金を節約するなどがあります。

このようにな方法では特段ストレスを感じることなく、自然に変動費を節約することができます。もちろん無理して最新の節約エコ家電等を購入する必要はありませんが買い替えのタイミングで意識して選んでみてはいかがでしょうか。

変動費削減のおすすめ
  • 変動費は自分の生活様式を変えない範囲で節約
  • 一度取り組んで効果が継続することを行う

固定費と変動費の見分け方

固定費と変動費の見分け方が分からない場合は購入時もしくはサービス開始時に「契約書を締結」したかで見分けてみてください。(水道光熱費は固定費・変動費両方の性質がありますが、従量部分があるため変動費としています)

中長期で定期的に物やサービスを購入するためには契約をする必要があるため、下記の表も参考にしながら自分が毎月支払っているお金が固定費なのかを判断しましょう。

固定費変動費
・住居費(家賃、住宅ローン)
・保険料
・通信費(携帯代、光回線)
・新聞代
・自動車関連費用(税金、駐車場代)
・サブスクリプションサービス
・日用品定期購入(コンタクト、お取り寄せなど)
・習い事(塾、フィットネスジムなど)
・食費
・水道光熱費
・交通費
・ガソリン代         
・交際費
・娯楽費
・医療費
・服飾費
・日用品
固定費・変動費例

まとめ

この記事では家計改善について解説しました。固定費の削減は契約の変更など大変なものが多いですが一度取り組めばその後ずっと効果が継続するメリットがあります。もちろん変動費の節約も大切なのですが、貯金を増やすにはまず固定費から見直すことをお勧めします。

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