ある意味話題になっているマイナンバーカード。正直カバタもどちらかというと反対派ですが、この先引っ越しなどをすると通知カードを使えなくなるため、気が進まないけれども発行手続きをしてみましたので詳しく紹介します。
マイナンバー申請・交付の流れ
マイナンバーの申請方法と交付までの流れを確認してみましょう。
通知カードの準備
まずはマイナンバー通知カードを準備しましょう。こちらはに皆さんの個人番号(マイナンバー)が記載されていますが、申請に必要なのは「申請書ID」。
PC、スマホでは申請サイトで申し込む際にこの申請書IDを入力する必要があります。郵送手続きの場合はこの通知書そのものを利用するので、手間はかかりません。
申請方法
申請方法としては「PC申請」「スマホ申請」「郵送申請」「証明写真機申請」の4つがあります。基本的には写真を準備して申請画面、申請用紙に必要事項を記入するだけなので難しくはないかと思います。
交付通知書・交付予約
申請後1か月ほどすると本人宛に「交付通知書」が送られてきます。この交付通知書には受領するための手続きが掲載されています。多くの自治体でもそうですが、カバタが住んでいる自治体の場合は事前予約制となっており、HPや電話で予約します。(自治体により予約HPや方法が異なるので、必ず受領案内を確認してください)
カバタはHPで申請しましたが、8月27日の夜に予約ページを見た際、最速で予約ができるのは9月25日と約1か月後でした。(正直長すぎる)
マイナンバーカードの受領
予約した日になったら指定の受け取り場所に行きます。必要な持ち物は案内に書かれているので必ず確認をして不明な場合は自治体へお問い合わせください。
<必要な持ち物>
- 交付通知書(はがき)
- マイナンバー通知カード
- 身分証明書
- 住民基本台帳カード(対象者のみ)
*必ず受領した案内を確認してください
暗証番号の設定とカードの受領
いよいよ受領ですが、窓口では本人確認に加えて、暗証番号の設定が必要になります。これはマイナンバーカードを証明書(確定申告など)として利用する際に必要な暗証番号となっています。
コロナ禍の10万給付時にはオンライン申請を受け付けたのですが、この暗証番号を忘れてしまったため結局使えなかったという方が多くいて役所の窓口に殺到するということがありました。暗証番号は事前に考えておき、忘れないようにしましょう。
これでようやくカードの受領が完了です。
<暗証番号の設定>
署名用電子証明書 | 英数字6 文字以上 16 文字以下で設定できます。 |
利用者証明用電子証明書 住民基本台帳 券面事項入力補助用 | 数字4桁 |
マイナンバー申請から交付案内までのかかった日数
カバタがパソコンからマイナンバーを申請したのは2020年8月1日でした。(詳しくはこちらの記事で)そして交付案内が自宅のポストに投函されていたのが8月27日と27日間かかり、4週間弱で届きました。
区役所のHPを見てみると60日以上かかる場合もあると記載があったので、思ったよりも早く届きましたが、ただのカードの作成に4週間かかる理由が分かりません。クレジットカードなら1週間程度で届きますしね。
日付 | 備考 | |
マイナンバー申請日 | 2020年8月1日 | HPから申請 |
マイナンバー交付通知受領日 | 2020年8月27日 |
マイナンバーカード交付の問題点
カード交付の流れについて解説しましたが、正直問題が多すぎて交付率が上がらない理由だと思いました。(下記参照)
現在マイナンバーカードを持っていなくても不都合はありません。一方で身分証明書の代表格となっている運転免許証はそのデメリットがほとんどなく使い勝手もいいという利点もありマイナンバーカードが登場する機会がないと思います。
- 申請から交付まで時間がかかりすぎる
- 交付予約が全然取れない
- 複数の暗証番号管理が必要
- 再発行も時間がかかる
マイナンバー カード | 運転免許証 | 備考 | |
交付 | ✖ | ○ | 免許証は当日発行なので早い |
予約 | ✖ | ○ | 免許証発行は予約がいらない。 |
暗証番号 | ✖ | ○ | 免許証は本籍地管理の暗証番号のみ |
再発行 | △ | △ | マイナンバーカードは最寄りの役所で手続きできるが、発行まで数日かかる。 |
お金 | ○ | ✖ | マイナンバーカードは発行費用がかからない。 |
勉強 | ○ | ✖ | マイナンバーカード発行には勉強がいらない。 |
身分証 | ✖ | ○ | 免許証は広く普及しているので身分証として幅広く通用する。 |
まとめ
交付通知書から受領までの流れを解説しましたが、マイナンバーカードは受け取りも大変だと感じました。次回は受け取りの実体験を紹介したいと思います。