【貯金】貯金を増やす毎月の行動確実にお金を貯める簡単なたった一つの方法

「貯金を始めたいけど具体的に何をすればいいの」「気が付いたら貯金を使ってしまった」「どうしたら確実にためられるようになるのか？」についての疑問について解説します。

この記事で分かる事

貯金の王道は先取貯金

結論からいうとお金を貯める確実な方法は、「収入の一部をすぐに貯蓄口座に移す」先取貯金を行うことです。

この記事で解説したとおりお金を役割別に管理するため貯蓄口座に移さなくていけません。その理由としては手元にあるお金を使い切ってしまう前に貯蓄分だけあらかじめ取り分けておく「先取貯金」をする必要があるのです。

この貯金方法は約100年前の著作である「バビロンの大富豪」（ジョージ・S・クレイソン著）でも下記の通り紹介されています。

『稼いだものは、すべてその一部を自分のものとして取っておく。稼いだ金額がいかに少なかろうと十分の一より減らしてはならない。十分の一の金ででさえ、とっておく余裕などまるでないこともあるだろう。だが、とにかくまう自分自身に支払え。』*1

ここでは収入の十分の一（10%）としていますが、大切なことは自分が決めたルール（目標）を守り続けることです。

まず先取貯金を始めるときに10%を目安に始めてみて、徐々にその比率を引き上げていけばお金がたまるスピードは加速度的に早くなります。

カバタも毎月4万円の先取貯金を始めて、毎年の昇給分以上積立額を増やしていました。

*1「バビロンの大富豪」（ジョージ・S・クレイソン著、大島豊訳）2008年グスコー出版、39ページ

そして、先取り貯金の副次的な効果と個人的に感じているのが、お金を使いにくくなる効果です。

黒塗りばかりで申し訳ないですが、この通帳がカバタが貯金を始めたときのものです。1年ほどで約100万円貯金できたことが分かります。このこと自体も嬉しいのことなのですが、貯金を始めて気が付いた事として「まとまったお金は使いにくい」ということです。

特にこのように定期的な振込しかない口座になると1回の引き出しが気持ちが悪くなり、お金を使いにくくなります。

貯金をすることはストレスがたまり、少しお金が貯まるとつい使いたくなる衝動にかられることがあります。この時にこのような綺麗な通帳を見ると引き出しにくくなる心理が働くと思います。

毎月の給料という定期収入の他に、時に臨時収入などが入ることがあります。カバタのおすすめとしては、この臨時収入の全て、もしくはほとんどを先取貯金しましょう。これは、お祝い金などに加えてボーナスなども含まれます。

臨時収入とは文字通り臨時に入るお金のことです。ボーナスも経営者が業績に応じて労働者へ臨時的に支払うもので、法律上も支払いの義務はありませし、支払われたかといって次回も同じようになるとは限りません。リーマンショックやコロナなどの不況の際もボーナスがカットされたことは記憶に新しいかと思います。

もちろん自分のために一部使うのは賛成ですが、ボーナス等をあてにして生活をしていくことはおすすめません。あくまでも臨時収入として先取貯金をしてください。

お金を貯めるためのたった一つの方法、「先取貯金」について紹介しました。お金に役割を持たせるため収入があった際はその一部を専用口座に入れ、引き出さないことを心がけましょう。

地味なようですが、これが簡単かつ確実な方法で個人ができる最高の貯金方法です。