【話題】マイナンバーカードを発行してみた②（申請編）

ある意味話題になっているマイナンバーカード。正直カバタもどちらかというと反対派ですが、この先引っ越しなどをすると通知カードを使えなくなるため、気が進まないけれども発行手続きをしてみましたので詳しく紹介します。カード発行についての検討のページはこちらから。

発行申請は自体は簡単だが

マイナンバーカードの発行申請は簡単で、パソコンやスマホを使える人であれば特段間違える心配はありません。一番大変なのは恐らく証明写真。スマホであれば自撮りができますが、慣れていないと免許証のような悲惨な状況になる心配があります。

何度も取り直せるのでベストショットを選べばいいとは思いますが、サイズなどの指定もあるので、面倒な方は写真屋さんで撮影した方がいいと思います。（ちなみに修正しすぎると受付NGだそうです）

発行申請のステップ（PC版）

申請サイトにアクセス

まずは申請サイトにアクセスしましょう。検索でも簡単に出ますが、リンクを張っておきます。＜申請サイトリンク＞

まずは申請IDとメールアドレスの登録

まずは申請IDとメールアドレスの登録です。登録が完了すると登録したメールアドレスに写真などの登録画面のリンクが送られてきます。

IDとは個人番号（マイナンバー）が送られてきたときについてきた縦長の紙に記載されている番号のことです。下記のサンプルの黄色い部分ですが、私の持っていたのとは若干デザインが異なっていました。恐らく自治体によって多少異なるのだと思うのですが、近くにあるので、「申請書ID」という項目を探しましょう。

正しいIDと自分のメールアドレスが入力できたら登録したアドレスにメールが送られてくるので、その中のリンクをクリックして次のステップに進む。

顔写真の登録

続いては顔写真の登録を行います。あらかじめ作成した自分の証明写真をアップロードします。証明写真は免許やパスポートのように細かい規定があるので、撮影時とアップロード時に必ず確認しましょう。基本的に免許証のような写真であれば問題ありません。代表的なものは下記のとおりですが、必ず＜公式HP＞を確認しましょう。

• 直近6か月以内に撮影
• 正面を向いて帽子やサングラスをかけず（メガネはOKだが諸注意がある）背景が無地のもの
• 白黒写真でも可能
• サイズは縦4.5cm×横3.0cm（オンライン申請であれば特に意識しなくてOK）

申請情報の登録

さて、長かったマイナンバーの申請手続きも、いよいよ終盤に入りました。PCでの入力作業も最後です。

最後は「生年月日」と「電子証明」「氏名の点字希望」の確認です。自分の生年月日を入力した後の電子証明ですが、これは確定申告の時や話題になった給付金申請などで必要なので機能は付けておきましょう。

少しややこしいのが、普通は必要な時にチェックマーク「☑」をつける場合が多いとは思いますがこれは「希望しない場合」なので気を付けてください。電子証明を希望する場合は何もチェックを入れず次のステップに進んでください

これで手続きは完了

上記の必要情報を入力したら申請作業は終了です。無事完了した場合は登録したメールアドレスに受け付けた旨のメールが届いているので確認して下さい。

この後の流れは

登録作業か完了したら、しばらく待つだけです。約1か月ほどで自宅宛てに受け取りのハガキ（交付通知書）が届きますので、交付場所で交付を受けます。（受け取り場所は市区町村により異なります。予約が必要なこともあるようです）

• 交付通知書（ハガキ）
• マイナンバー通知カード
• 本人確認書類（免許証、パスポートなど）

まとめ

一連の手続きをしてみましたが、普段パソコンやスマホを使っている人は特段迷うことはないと思います。ただ、免許証などとは違い即日交付ができないのが問題だと思います。

国はマイナンバーカードをほとんどの国民に持たせたいと考えているようですが、正直難しいと思います。申請から交付まで1か月以上かかったり、紛失時やパスワードを忘れたときも役所に行かねばならず手続きが面倒です。しかも、ほとんどの役所は土日休みで利便性は最悪です。

一方で免許証は土日祝日でも手続きができ、即日交付です。財布の1軍を決めるとしたらやはり免許証が優勢だと思います。

＊2020年8月1日に申請しましたので、進展があり次第ご報告します。